下関市営中央霊園にて、追加彫刻・色入れ替え・目地入れなどのメンテナンス工事

ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。下関市から北九州を中心に、お墓専門にお仕事をさせていただいております、天の石材の天野です。下関市営中央霊園にて、追加彫刻・色入れ替え・目地入れなどのメンテナンス工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします！

下関市営中央霊園 メンテンス工事（追加彫刻・色入れ・目地入れ）　石種：G654

ホームページを通じて、下関市営中央霊園での追加彫刻のご依頼をいただきました。まずは早速現地確認をさせていただきました！

今回は区画番号を伺って、お立会いなしで確認しました。お母様が亡くなられて、右側にある法名塔への追加彫刻をご希望でした。お墓を建てた石屋さんが分からないということで、ホームページを見つけた当社にご連絡くださったそうです。石屋さんが分からなくなった、もうなくなってしまった、という理由でお問合せいただくことは多いです。

 

追加彫刻をする法名塔です。印の部分に新しくお名前を彫刻します。既存の彫刻にサイズ等をあわせて原稿を作り、ご確認いただいてから彫刻します。法名塔とある額字部分は、白色が取れてきています。

 

側面は、建立年月と建立者の方のお名前です。三名の方のお名前が彫刻されていて、すべて朱色が入っていました。平成13年、20年以上前に建立されたお墓ですが、汚れもあまり目立たず、とてもきれいにお参りされています。ただ、印の石の継ぎ目部分は、目地コーキングが取れてしまっているのが分かりました。普段お参りしているとなかなか気付きませんが、目地は10～20年でどうしても劣化が進み、取れてしまいます。このままにしておくと隙間から水が入ってしまうため、入れ直すことでお墓の長持ちにつながります。

 

お参り部分も同じように、石貼りの目地が取れてしまっています。ご依頼いただいた追加彫刻とあわせてこの機会に目地入れすることもご提案すると、目地入れや色の入れ直しなどの全体的なメンテナンスをご依頼いただくことになりました。

 

工事が完了しました！

お墓正面や家紋、法名塔の文字は黒色に入れ替えました。文字色についてはこだわりはないとのことでしたので、白より耐久性のある黒色に入れ替えました。クリーニングはしていませんが全体を水洗いしたのでスッキリしました^^

 

追加彫刻をした法名塔です。ご法名と亡くなられた年月日、ご生前のお名前、ご年齢が彫刻されています。文字色は額字部分とあわせて黒色に変更しました。

 

棹石側面も文字を黒色に入れ替えて、一番右は亡くなられたお母様のお名前でしたので黒を入れて、そのほかのお名前は朱色を入れ直しました。取れていた目地部分もシリコン目地できれいに打ち直し、お墓と外柵の隙間も水やごみが入らないよう目地を打って仕上げました。

 

お参り部分も目地を打ち直しました。隙間が空いていると水やごみが入って汚れも溜まってしまいます。汚れが溜まらないようにきれいに保つことでお墓が長持ちしますので、より安心して末永くお参りいただけるお墓になりました。

 

まだ暑い時期のお仕事でしたので、お客様には工事後に「暑い中ありがとうございました」とねぎらっていただきました。数ある石材店の中から当社にお墓のメンテナンス工事をご依頼いただき、ありがとうございました。お墓のことで何かお困りの際は、またいつでもお気軽にお声かけいただければ幸いです。

今回は、下関市営下関中央霊園での追加彫刻、色入れ、目地入れの様子をご紹介いたしました。日頃お参りされていて、「色がはがれてきている」「目地が取れている」ということが気になっている方はいらっしゃるのですが、普段はなかなか手を入れるタイミングがないので、今回のように追加彫刻などのタイミングであわせてご依頼をいただくことは多いです。目地や色の劣化は20年ほどで目立ち始めますので、建てられて20年、30年ほど経つお墓が多い下関中央霊園では、同じようなお墓も増えてきています。色入れや目地入れ等のメンテナンスは、お墓の長持ちにもつながります。当社で建立したお墓以外でも、もちろんご相談を承っています！気になる方はどうぞお気軽にお問合せください。