下関市吉見地区の寺院墓地にて、ご遺骨のない墓石の解体工事

ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。下関市から北九州を中心に、お墓専門にお仕事をさせていただいております、天の石材の天野です。下関市吉見地区の寺院墓地にて、ご遺骨のない墓石の解体工事をお任せいただきました。

下関市吉見地区 寺院墓地  墓石解体 徳山石

ホームページを通じてお墓じまいのご相談をいただきました。県外にお住まいの方で、ご遺骨はすでに取り出して改葬されていて、残されたお墓の解体をご希望でした。

 

下関市の西部、吉見地区にあったお墓です。当社からは車で30分ほどで、今回初めて伺いました。平成元年建立ですので、まだ十分きれいなお墓です。山口県産の徳山石で建てられていました。お寺様にご挨拶をして現地を確認し、解体工事のお見積りをさせていただき、工事をお任せいただきました。

 

工事の様子です。今回のお墓は、近くまで大きな機械を付けられる道がなかったので、石を小割にして搬出する形で解体工事を行いました。こちらは石にドリルで穴をあけてそこに「セリ矢」を打ち込み、ハンマーでたたいて石を割っているところです。

 

手で持てるくらいの大きさまで小割にした石を、順に運び出していきます。運搬車も寄せるのが難しい場所でした。

 

ブロックの囲いがあり、その中にも鉄筋がしっかり入っていました。こちらも小割にしながら解体します。

 

トラックの荷台まで、こうして道を作って搬出します。一輪車に小割したものを積み、道を往復して運び出しました。

 

工事が進み、周りの解体もかなり進みました。コンクリートカロートの解体に入ります。

 

まずはカロートの周囲の土を出していきます。その後カロートも解体して搬出します。

 

お墓の後方のブロックを解体しています。こちらはすべて取り外すと土が流れてきてしまうため、お寺様とお話して一部を残すことにしました。

 

残すブロックはきれいにカットして、くぼんだ場所に真砂土を入れてならし、工事完了です。

お客様にはLINEでお写真をお送りして、工事完了のご報告を差し上げました。ご希望通りに解体工事が終わり、よかったですと安心されたご様子でした。最近は、お客様とLINEを交換してやり取りをするケースも多くなりました。都度工事の様子などをお写真でみていただけますし、メモとしても残るので後日予定などの確認ができ、画像のやり取りもしやすいのでやりとりがとてもスムーズに進みます。

下関市内には、道が狭かったり作業スペースが確保できなかったりと、工事が難しい墓地は多くあります。当社は下関市内でのお墓工事の実績も多く、こうした墓地での工事も多数行っています。工事がご不安な立地でも、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。